ROIとは?
ROI(Return On Investment:投資利益率)とは、投資した金額に対して、どれだけの利益が得られたかを示す指標です。 計算式は「利益 ÷ 投資額 × 100(%)」で、利益には、施策から得た粗利から投資額を差し引いた金額を使います。プラスなら投資額を上回る利益が出ていることを意味します。マーケティングでは、広告や展示会、ツールなどの施策ごとにROIを出し、どこにお金を振り向けるかを判断する材料にします。 B2Bは商談から受注までに時間がかかるため、施策を実施した期だけで計算すると効果を小さく見積もりやすく、受注までの期間を見込んで評価する必要があります。マーケティング施策に限ったものはマーケティングROI(ROMI)と呼ぶこともあります。
ROIに関する記事・資料
ROIに関連する記事4件・資料2件。
- 2026.10.09読了7分記事方向性を決める新規1社にいくらまでかけてよいか|BtoBのCAC回収期間とLTVを粗利で出し、「何年で取り返すか」を経営と決める新規顧客の獲得にいくらまでかけてよいかを聞かれたマーケ責任者向けに、1社の年間粗利と取り返す年数から上限を出す計算を解説。CAC回収期間の出し方、BtoBのLTVを受注データで確かめる方法、年数の決め方がわかります。記事を読む
- 2026.09.29読了11分記事予算案を作るマーケティングの報告書で来期の予算を獲得する|1年の振り返りを、経営陣が決められる5枚にまとめる6ステップ期末に1年分のマーケの成果を経営陣へ報告する責任者向けに、来期の予算獲得につながる報告書のまとめ方を解説。結論・予実・施策ごとの判定・投資としての評価・来期の提案の5枚と、作る6ステップを記入例つきで紹介します。記事を読む
- 2026.09.29PDF資料無料資料投資対効果を評価する月次・年間報告テンプレート毎月の報告が数字の読み上げで終わり、経営会議や期末のたびに資料を作り直していませんか。本資料は、予実管理表の数字を写すだけで3つの報告を作るGoogleスライドのテンプレート(25ページ)です。チーム向けは翌月の打ち手を1つ決める1枚、経営向けは着地見込み・KPI・予算の消化率・ROIの1枚、年間は来期の予算を決める5枚と付録。写し元、仕上がりチェック、5日の実行プランつきで、ダウンロードしたその日から取り組めます。資料を見る
- 2026.09.27読了9分記事予算案を作る経営ダッシュボードの作り方|載せる数字の選び方と、エクセルで1画面にまとめる5ステップマーケ責任者向けに、経営ダッシュボードの作り方を解説。経営陣が決めることから載せる数字を選び、目標とのギャップと着地予測を1画面に出す手順を、エクセルで作る5ステップと完成形の例で紹介します。記事を読む
- 2026.09.26PDF資料無料資料予実を管理する年間予算計画 テンプレート来期の予算案を任され、「なぜこの額か」を聞かれて答えに詰まったことはありませんか。本資料は、今期の施策ごとの予実と受注件数から受注1件あたりの費用を出し、受注目標から必要額を逆算するテンプレートです。同業の売上比率との比較、防衛と攻撃への配分、止める基準、月別の割り振りまでそろい、予算資料の8項目に当てはめられます。18ページの使い方ガイドつきで、ダウンロードしたその日から取り組めます。資料を見る
- 2026.09.13読了8分記事投資対効果を評価するマーケティングROIの出し方|「その広告費でいくら儲かった?」に答える、経営視点の計算3段階マーケの成果を報告しても、経営陣に響かない。経営視点で答えるマーケティングROIの出し方と、人件費など迷いやすい費用の決め方を、3段階の計算例で解説します。記事を読む
ROIの基本計算式と「マーケティングROI」の違い
一般ビジネスにおけるROIと、マーケティング現場で用いるマーケティングROI(mROI)は計算に用いる数値(分子)が異なります。
基本ROIの計算式(事業・投資全般)
ROI (%) = 利益 (売上 - コスト) ÷ 投資額 (コスト) × 100
例:100万円の投資で150万円の売上(利益50万円)が出た場合、ROI = (50 ÷ 100) × 100 = 50% となります。
マーケティングROI(mROI)の計算式
マーケティングROI (%) = { (売上 × 粗利益率) - マーケティングコスト } ÷ マーケティングコスト × 100
単なる「売上」ではなく「売上総利益(粗利)」をベースに計算します。商品原価を考慮せず売上だけで計算すると、粗利益率の低い商品で「売上は増えたが利益は赤字」という評価の誤りが発生するためです。
マーケティング責任者が押さえるべき「ROI」3つの本質
単に数値を計算するだけでなく、組織の意思決定・施策評価の軸として機能させるための運用ノウハウです。
厳密なコスト計算に囚われず「運用の割り切りルール」を作る
人件費やツール代などの間接費を厳密に各施策へ配分しようとすると、計算負荷で運用が破綻します。「まずは広告費・外注費などの直接費のみでROIを算出する」など、自社内での共通比較ルールを確立することが最優先です。
「短期ROI」と「長期ROI(LTVベース)」を分けて評価する
認知施策やオウンドメディアなどは、実施直後の短期ROIがマイナスになりがちです。「初回購入時の粗利で測る短期ROI」と「LTV(顧客生涯価値)まで含めて回収を追う長期ROI」の2つの評価軸を持ち、施策の目的に応じて使い分けます。
アトリビューション(貢献度)の完全な証明を深追いしない
受注に至る全タッチポイントの貢献度を100%正確にROI分配することは現実的に不可能です。数値の完璧さを追求するより、8割の納得感で「施策Aと施策Bのどちらが筋が良いか」を相対比較する意思決定ツールとして活用します。
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