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KGIとは?

KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とは、事業や組織が最終的に達成したい目標を、数字で示した指標のことです。売上高、受注額、利益、新規顧客数などがKGIに使われます。 KGIは「いつまでに・何を・どれだけ」を明確にし、達成したかどうかを誰が見ても判断できる形で設定します。KGIを達成するための途中の指標がKPIで、KGIを分解してKPIを決めるという関係にあります。 マーケティング部門では、部門の活動だけで完結する数字ではなく、会社の売上や利益とつながる数字をKGIに置くと、経営に投資の成果を説明しやすくなります。

KGIに関する記事・資料

KGIに関連する記事5件・資料4件。

形式

KGIが必要になる課題

  • 現場が忙しく動いているのに、その活動が事業の目標達成にどれだけ貢献しているのかを、誰も説明できない。
  • 部署やチームごとに追いかけている数字がばらばらで、全社で見たときにどこに向かっているのかが一致しない。
  • 日々の行動量ばかりを追いかけて最終的なゴールを見失い、頑張っている実感はあっても成果につながっている手応えがない。
  • 期末になって目標未達が判明しても、どの段階でつまずいたのかをさかのぼって確認できない。

構成要素・分類

KGIは、次のような指標の階層の中で、最終的なゴールにあたる部分を担う。

階層役割具体例(売上目標の場合)
KGI(重要目標達成指標)事業や組織が最終的に目指すゴールを、数値で表したもの年間売上を前年比20%増にする
KPI(重要業績評価指標)KGIを達成するために欠かせない、中間的な成果を測る指標商談化数を月50件にする、成約率を25%にする
KDI(重要行動指標)KPIを達成するために、日々どれだけ行動できているかを測る指標新規のアポイントを1日5件獲得する

KGIを先に決め、そこから逆算してKPI、さらにKDIへと落とし込んでいくのが基本の流れになる。日々の行動と最終ゴールのつながりが見えるようになるため、現場が「何のためにこの数字を追っているのか」を理解しやすくなる。逆に、この順番を守らずKPIやKDIだけを先に決めてしまうと、数字を達成しても事業のゴールに結びつかないという状態が起こりやすい。

計算式・判定基準

KGIを決めるときは、次の5つの観点(頭文字をとってSMART)を満たしているかを確認すると、あとから振り返って達成できたかどうかを判断しやすくなる。

観点意味
Specific(具体的)誰が読んでも同じ理解ができる、具体的な内容になっているか
Measurable(計量可能)達成できたかどうかを、数字で判定できるか
Achievable(達成可能)現実的に手が届く目標になっているか
Related(関連性)事業のビジョンや、上位の目標とつながっているか
Time-bound(期限)いつまでに達成するかが決まっているか

5つのうちどれか一つでも欠けると、期末になって「達成できたのかどうかを判断できない目標」になりやすい。

似た用語との違い

用語KGIとの違い
KPIKGIは最終的に目指すゴールそのもの。KPIは、そのゴールに到達できているかを途中の段階で確認するための指標。KGIを先に決めて、そこから逆算してKPIを決めるという順番で使う
KSF(重要成功要因)KGIやKPIが数字で目標を表すのに対し、KSFは「その数字を達成するために欠かせない取り組みや条件」を言葉で示したもの。例えば新しい販売チャネルの開拓などが挙げられる
OKROKRは、挑戦的な目標(Objectives)と、その達成度を測る指標(Key Results)をセットで管理する目標管理の手法。KGI・KPIが主に業績や成果を測る指標であるのに対し、OKRは目標の立て方から運用サイクルまでを含む、より広い仕組み

関連用語

KGIを考えるときは、次のような考え方も合わせて押さえておくと理解が深まる。

  • KGIを達成するための中間指標として、KPI
  • 日々の行動量を測る指標として、KDI(重要行動指標)
  • 目標達成に欠かせない取り組みや条件を示す考え方として、KSF・CSF
  • 挑戦的な目標を組織で運用する仕組みとして、OKR

いずれも、最終的なゴールと日々の活動のつながりを見えるようにするための考え方であり、KGIはその出発点にあたる。

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